ティム・ライス&アンドリュー・ロイド=ウェバーが新曲を制作 再タッグ実現

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アカデミー賞受賞作詞家のサー・ティム・ライスが、伝説的な作曲家アンドリュー・ロイド=ウェバーと再びタッグを組み、新たなコラボレーションを行ったことが明らかになった。
二人が作曲した楽曲は、新作コメディ音楽劇『シャーロック・ホームズとクリスマスの12日』に使用され、11月にバーミンガム・レップ劇場で初演される予定だ。
ライスはBBCのインタビューで、『彼と私は長年にわたり、時折コラボレーションを続けてきました。
今回のプロジェクトはとても楽しかった』と語った。
一方で、二人が完全な新作ミュージカルに取り組む可能性については、『心からワクワクするようなアイデアがあれば、再び共作したい』と慎重な姿勢を見せた。

1970年代に『ヨセフと不思議なテクニカラードリームコート』『ジーザス・クライスト・スーパースター』『エビータ』を手がけた黄金コンビは、その後別々の道を歩んできた。
ロイド=ウェバーは『キャッツ』『スターライト・エクスプレス』『オペラ座の怪人』などを成功させ、ライスはディズニーと提携し、『アラジン』『ライオン・キング』でオスカーを獲得するなど、個々に輝かしいキャリアを築いている。
またライスは、クイーンのフレディ・マーキュリーとのコラボレーションが限られていたことを悔やんでいると明かし、『彼とは数曲一緒に作りましたが、もっと作品を残せたはずです。
本当に惜しい』と語った。
ティム・ライスの新作ミュージカルが実現するかどうかは未定だが、彼のキャリアを振り返る全国ツアー『My Life In Musicals – I Know Him So Well』が4月から開催される予定だ。