伝説のポップグループ「ファイブ・スター」のステッドマン・ピアソン、60歳で逝去

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イギリスの伝説的ポップグループ「ファイブ・スター」のメンバー、ステッドマン・ピアソンが60歳で逝去したことが、家族によって発表された。
糖尿病を患い透析治療を受けていた彼は、月曜日に息を引き取った。
ファイブ・スターは、洗練されたダンスと統一された衣装で、しばしば「イギリス版ジャクソン5」と称された。
ステッドマンは、兄弟であるロレイン、ドリス、デニース、デルロイとともに1980年代のUKポップシーンを彩った。
家族は「彼は最後まで紳士であり、素晴らしい息子であり、兄弟であり、叔父でした。
彼が私たちと世界に残した思い出と愛が、私たちの最大の慰めとなるでしょう」と追悼の意を表した。
1985年にデビューアルバム『Luxury of Life』を発表し、翌年1986年には『Silk and Steel』でUKチャート1位を獲得。
『System Addict』『Can't Wait Another Minute』『Rain or Shine』などのヒット曲を生み出し、1987年にはブリット・アワードで最優秀英国グループ賞を受賞した。
1995年に解散したものの、2001年に再結成し2016年まで活動を続けた。

ロレイン脱退後もグループは4人で活動を続けた。
ステッドマンは2006年と2008年にテレビ番組『The All Star Talent Show』や『Celebrity Scissorhands』に出演するなど、多方面で活躍した。
エセックス州ロムフォード出身の彼は、5人兄弟の長男だった。
彼の父バスター・ピアソンも音楽家で、1983年にファイブ・スターを結成。
そのプロデュースのもと、グループは1980年代のポップシーンを席巻した。
ステッドマン・ピアソンの死は、80年代ポップの時代に終止符を打つかのようだ。
彼の功績は色褪せることなく、今なお多くのアーティストに影響を与えている。
彼らの成功が証明するように、80年代の音楽業界が急速に変革していく中、ファイブ・スターの存在は特別な意味を持ち続ける。