能登地震復興願い 珠洲で消防音楽隊が8曲を演奏 中部3県の有志が集結

ワールド・インサイト・ニュース - リアルタイム速報

能登半島地震の被災地を元気づけるため、中部地方3県(岐阜、静岡、愛知)の消防音楽隊の有志が3月15日、石川県珠洲市で復興支援コンサートを開催した。
岐阜市、浜松市、愛知県豊橋市・豊川市の消防音楽隊に所属する計29人の隊員が参加し、「上を向いて歩こう」「花は咲く」など8曲を披露。
約100人の住民が会場に集まり、心温まる演奏に耳を傾けた。
演奏だけでなく、隊員たちはダンスや後方宙返りなどのパフォーマンスも取り入れ、約1時間にわたるエネルギッシュなステージを展開。
観客は手拍子を打ったり、リズムに合わせて体を揺らしたりしながら、楽しいひとときを過ごした。

参加した73歳の山岸久美子さんは「心が温かくなり、涙が出ました。
元気づけようとする気持ちが心にしみました」と笑顔で語った。
音楽は災害復興の過程で希望と団結をもたらす力を持つ。
今後、こうした地域主導の取り組みをどのように継続・発展させていくべきだろうか。