福岡県警は3月17日、違法風俗店の広告をインターネットに掲載し収益を得ていたとして、福岡市博多区にある広告代理店ウィンノットの男性代表取締役（52）＝大阪市北区在住＝と、法人としての同社を、組織犯罪処罰法違反（犯罪収益収受）の疑いで書類送検した。
県警によると、同社は全国規模の風俗店紹介サイトにおいて、九州・沖縄エリアを担当しており、違法営業の疑いがある店舗の広告掲載に関与していた。
書類送検の容疑は、2023年12月20日、売春目的で営業していた博多区のソープランドから、広告掲載料として約62万円を受け取った疑い。
県警は、同社が違法風俗営業の実態を認識しながら広告業務を請け負っていた可能性が高いとみて、さらなる捜査を進めている。