韓国俳優キム・スヒョンの所属事務所Gold Medalistは3月14日、故キム・セロンが抱えていた7億ウォンの債務について公式声明を発表し、2023年末にすでに損失処理され、2024年4月1日の監査報告で正式に債務が帳消しになったと証拠を公開した。
キム・セロンの経済的困難が彼女の悲劇的な結末を招いたとの憶測が広がる中、Gold Medalistは、彼女の負債に関する事実関係を整理。
事務所は、2022年の飲酒運転事故の影響で多額の違約金や賠償金が発生したが、最終的に負債は減額され、2023年12月には完全に損失として認識されたと説明した。
また、同社は『横竪研究所』が報じた「キム・スヒョンがキム・セロンの借金返済を強要した」という主張を完全否定。
キム・スヒョンはこの問題に一切関与しておらず、彼が債務を請求した事実はないと強調した。
Gold Medalistは、キム・セロンの事故車両を処分し、得た資金を違約金の補填に充てたことを認めたが、「事務所が車両を奪った」との報道は誤りであると指摘。
これはキム・セロン本人の同意のもとで行われたものであり、事務所が独断で決定したわけではないとした。
この問題は、芸能事務所の役割についても議論を呼んでいる。
アーティストの財務管理をどこまで事務所が担うべきなのか、それとも最終的な責任はアーティスト自身にあるのかが問われている。