駐車問題で3年間の嫌がらせ!日本料理店店主、法的闘争続く

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台湾雲林県斗六市の日本料理店で発生した駐車トラブルが、店主にとって3年間の悪夢へと発展した。
発端は、店主が自店の駐車場を利用する非顧客、特に雲林科技大学の学生に対し、駐車禁止の注意書きを掲示したことだった。
しかし、これが思わぬ報復を招き、ネット上で26件もの1つ星レビューを投稿されるだけでなく、名誉毀損や公然侮辱の訴えを受ける事態となった。
さらに、3年間にわたり警察、消防、交通、建設管理など、ありとあらゆる公的機関への通報が相次ぎ、度重なる調査と指導が行われた。
店主の林氏は「考えられるすべての方法で嫌がらせを受けた」と語り、精神的にも疲れ果てている様子を見せた。

この事件をめぐり、世論は割れている。
店側に同情する人々は、私有地の管理権を主張するのは当然だと擁護。
一方で、店主の対応が対立を激化させたのではないかという意見も見られる。
単なる駐車問題から始まったトラブルが、法的・社会的な問題へと発展してしまったことは、苦情制度の乱用やネット上の誹謗中傷が中小企業に与える影響を考えさせられる。
ソーシャルメディアがもたらす風評被害に対し、より厳格な規制を設けるべきなのか、社会全体で議論すべき時が来ている。