三重・桑名市の中学校で美術授業中にスズが飛散、生徒がやけど

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三重県桑名市の市立中学校で、美術の授業中に約200度に熱せられたスズが鍋からこぼれ、生徒3人がやけどを負う事故が発生した。
市教育委員会によると、12日午前、造形作品の制作中、女性教員がスズを鋳型に流し込もうとした際、鍋の柄が緩んで鍋が傾き、高温のスズが作業台にこぼれ落ち、飛び散った。
周囲にいた生徒11人と教員にスズがかかり、皮膚や衣服に付着した。

5人の生徒と教員が病院で診察を受け、生徒3人は額や手足に水ぶくれを伴うやけどを負った。
市教育委員会はこの事故を受け、市内の全小中学校に対し、備品の点検を行うよう緊急通知を発した。