台北でタクシー詐欺発生!目的地まで2倍料金請求され乗客激怒

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台北市で衝撃的なタクシー詐欺疑惑が浮上した。
深夜、信義区から板橋までタクシーを利用した乗客が、予想していた約500台湾ドルの運賃がほぼ倍の1000台湾ドルに跳ね上がったと訴えた。
乗客によると、運転手は通常の14kmルートを取らず、大幅に遠回りし、さらにメーターを「空港料金モード」に設定していた。
これにより、通常85元の初乗り料金が105元に変更され、総距離は30km以上に膨れ上がったという。
乗客は目的地に到着して初めて高額請求に気づいた。
怒った乗客はSNSでこの出来事を公開し、大きな議論を呼んだ。

一部のネットユーザーは運転手を詐欺行為だと非難したが、別のユーザーは「乗客が高速道路を利用することに同意していた」「運転手は返金の申し出もしていた」と擁護する声もあった。
法律専門家によると、意図的に遠回りをする行為は台湾の交通規則に違反し、600元から1200元の罰金が科される可能性がある。
専門家は、乗客がトラブルに巻き込まれないよう、乗車時間、場所、車両番号を記録し、異常があればすぐに警察やタクシー会社に報告することを推奨している。
この事件に対し、多くのネットユーザーは「これではタクシーに乗るのが怖い」「今後はUberの方が安心」と、従来のタクシーサービスへの不信感を露わにしている。
この問題は、台湾のタクシー業界の規制強化の必要性を浮き彫りにしている。
ライドシェアサービスが普及する中、従来のタクシー業界がどのように信頼を回復し、公正な運賃制度を確立できるのか、今後の課題として注目されるべきである。